カフェインをあまり摂取したくないという人におすすめなのが
デカフェ、つまりカフェインレス・コーヒーです。
日本では喫茶店などに行っても
カフェインレス・コーヒーを注文できるところはありませんが、
欧米ではどんなにちいさな喫茶店に行っても
カフェインレスを頼めるところが多いようです。
カフェインレス・コーヒーは製造の過程でカフェインを取り出す際に
他の香りの成分にやや影響を及ぼすため、味と香りの点では
通常のコーヒーとまったく同じというわけにはいきませんが、
高血圧などでカフェインを摂取したくない人にはおすすめすることができます。
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コーヒーの実は収穫してそのままのものが
コーヒー豆となるのではありません。
コーヒーを精製するには
「乾燥式」と「水洗式」の二つの手法が使われています。
コーヒーの精製は通常、生産地で行われていますが、
特にブラジルでは乾燥式の精製方法が採用されています。
これは収穫した果実を乾燥場に広げて天日にさらし、
完全に乾燥した段階で果肉を除いて中のコーヒー豆を得る方法です。
一方、水洗式はコロンビアなどで主に行われている手法で、
最初に果実の外皮と果肉を取り除いてしまい、
その後残った部分を水槽に1~2日間つけて発酵させ、
中の種子を取り出すという方法です。
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コーヒーは主に「アラビカ種」「ロブスタ種」「リベリカ種」の3種類ありますが、
世界中で栽培されているコーヒーのうち75%から80%はアラビカ種です。
ちなみに、ロブスタ種は約20%、リベリカ種が1%程度だそうです。
リベリカ種が極端に少ないのは、この種が病害に弱いという理由にあります。
アラビカ種は病害虫にも強く、
レギュラーコーヒーに最適の種といわれています。
コーヒーの品種改良は活発に行われており、
現在、200種類以上もの栽培品種が存在します。
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コーヒーは「コーヒーノキ」に生る実を焙煎して作られます。
コーヒーノキはアカネ科の常緑樹で、熱帯地方で成育します。
理想的なのは雨季と乾季のある高地で、
冬霜には弱いという特徴があります。
植林して3年ぐらいでジャスミンによく似た白い花を付けはじめ、
コーヒーチェリーと呼ばれる赤い実をつけます。
品種によっては紫や黄色の実をつけるものもあり、
黄色い実のコーヒーは特に珍重されています。
コーヒーの種は大まかにいうと
「アラビカ種」「ロブスタ種」「リベリカ種」の3つに分けられます。
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「コーヒー」という言葉は
アラビア語でコーヒーを意味する「カフア(Qahwah)」から来ています。
このコーヒーはトルコ語の「kahve」を経由してヨーロッパに入り、
現在の名称に至りました。
日本語の「コーヒー」は英語のcoffeeではなく
オランダ語の「koffie」から来ているそうです。
当て字にはよく知られている「珈琲」の他にも
「可否」や「哥非乙」などがあります。
ちなみにコーヒーノキの原産地は
エチオピアのアビシニア高原だといわれています。
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濃厚な香りと味わいが魅力のエスプレッソ・コーヒーですが、
ドリップ・コーヒーと比べると抽出時間がはるかに短いため、
カフェインの含有量がかなり低いという特徴があります。
スペインでコーヒーを頼むとエスプレッソを
パイレックスのガラス容器に入れて提供してくれます。
ブラック・コーヒーは「カフェ・ソロ」、
牛乳入りコーヒーは「カフェ・コン・レチェ」、
牛乳の少ないものは「コルタード」、
逆にコーヒーが少なくて牛乳の多いものは「マンチャード」、
コニャックの入ったものは「カラヒージョ」などと呼ばれています。
スペインに行ったらぜひ注文してみたいのが「カフェ・コン・イエロ」。
直訳すると「コーヒーと氷」、つまりアイス・コーヒーのことですが、
あちらでは熱いエスプレッソと氷がたくさん入ったグラスが別々に供されます。
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「エスプレッソ」とは「速い」という意味ですが、
エスプレッソ・コーヒーは文字通り抽出時間が速いのが
ドリップ・コーヒーやサイフォン・コーヒーとの大きな違いです。
このエスプレッソ・コーヒーが誕生したのは
1901年だという説が現在では主流になっています。
ルイジ・ベゼラという人が開発したこのコーヒーの特許を
デジデリオ・パボーニが買い取り、
1906年に開催されたミラノ万国博覧会で正式にデビューしました。
最初は開発した人の名をとって「ベゼラ」と呼ばれていたようですね。
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エスプレッソを抽出した場合、
ふつうのブレンドコーヒーと比べると量はかなり少なめです。
しかし、その分圧縮された濃厚なテイストがこのエスプレッソの特徴です。
エスプレッソに使用されるコーヒーには深煎りで、
しかも細かく挽かれたコーヒー豆が最適といわれています。
深く焙煎されており、しかも抽出時間が短いため
ドリップコーヒーよりもカフェインの含有量が少ないという特徴があります。
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日本では特に指定せずに喫茶店で「コーヒー」を頼んだ場合、
出てくるのはブレンドコーヒーです。
しかしヨーロッパのたとえばスペインやイタリアなどに旅行した場合、
コーヒーというとエスプレッソのことを指します。
コーヒーはお湯で淹れますが、
エスプレッソは蒸気で淹れるという基本的な違いがあります。
エスプレッソを淹れるにはエスプレッソマシンという
専用の器具を使わなければなりません。
挽いたコーヒーを金属フィルターに詰め、
90℃程度のお湯に9気圧の圧力をかけ、
20秒から25秒かけて抽出したものがエスプレッソと呼ばれています。
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コーヒーは頭をすっきりとさせ、
眠気を覚ましてくれる作用があることは誰でも知っていることです。
しかしコーヒーにはこれだけではなく、
抗酸化物質が多く含まれているというメリットがあります。
抗酸化物質は近年、さまざまな健康効果のある成分として
大きな注目を浴びるようになりました。
トマトなどの野菜や果物、穀物類などに多く含まれている抗酸化物質は
すぐれた抗がん作用があることでも話題となりました。
コーヒーには「ポリフェノール」という形で抗酸化物質が含まれています。
ある研究報告によると、毎日コーヒーを飲む人はまったく飲まない人に比べると
肝臓がんになるリスクが半分程度だということです。
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